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日々是好日也

いつも素敵な何かを。

注:801多発・ネタバレ満載。

日記と各感想とブログ分割しました。
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聖なる黒夜
聖なる黒夜 LA SAintE nvit noiRE

著/柴田よしき

−帯あらすじ
麻生龍太郎と山内練。「RIKO」シリーズの二人が切り結ぶ因縁の愛憎劇。
悪魔のように悪賢く、美しい男妾あがりのヤクザ・・・それが、十年振りに麻生の前に現れた山内の姿だった。十年前の気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。この十年の間に何が起こったのだ?新宿を牛耳る大暴力団の幹部・韮崎誠一惨殺事件を捜査する麻生は、次第に過去に追い詰められ、因縁の波に翻弄されて暗い闇へとおちていく・・・。
愛と宿命に操られた者たちの果てしなく長い夜。人間の原罪を問うて、深い感動を呼ぶ傑作。
読みましたよー。本命!
とりあえず。
ゲイだらけっ!!!

い、いやね。。。。
だって本当にそうなんですもの。
確かに女性も多いですが。。。。
メインはねぇ。

さて。相変わらず感想ともいえないものを適当にぽつりぽつりと。
普通?の感想は千秋さんところでも見てください(ぇ

先日ご紹介したRIKOシリーズ2作目「聖母の深き淵」である種異様な存在感を放っていたインテリヤクザ・山内練と元刑事の私立探偵・麻生の二人の出会いから再会を描いたお話です。
時期的には、RIKOシリーズ1作目の2年ほど前?
緑子が新宿署に飛ばされて直ぐくらいぽいですね。
本編の2冊に比べるとボリュームが全然違います。
厚さも違えば中身も小さい文字で2段組。
がっつりあります。
なんせ背表紙にあるタイトル&著者名が縦書きじゃなくて横書きだもんよ。
でもやっぱりこれくらいボリュームがあると実感あっていいですよね。
読み応えあってよかですb

今回は事件の謎解きを追うというより、二人の関係を追って読みましたよ。
どこがどう、「聖母の〜」の二人に繋がるのか。
何が二人をああさせたのか。
そ子を追って読んでいたのですが・・・
痛いよ!イタイよこの人たち。
出会いからして刑事と容疑者として始まったわけだから、難しいわけですが。。。
それにしても切ない。

そしてまた二人だけじゃなくて二人を取り巻く人々も。
麻生の学生時代の先輩で同僚の及川。
線路に寝ていた練を拾って生かした韮崎。
韮崎は本編の時間軸では死体で発見されたところから始まるんですけど、過去と現在を行ったりきたりする構成なのであんまり関係ないですね。
死体になってからの方が存在感は大きいし。
このそれぞれの組み合わせがまた面白い。
というか、皆複雑すぎです!(苦笑
4人ともそれぞれに歪んだ愛を持っていて。
いや、麻生の及川への愛は確かに純粋だったかもしれないけれど、純粋すぎて及川には理解できなくて。
実際、麻生が及川に持っていたのは本人の言うとおり愛なのか、及川が感じたように同情なのか。
お互いが抉らせて判らなくなってしまった感情を練が一番理解していたように感じますね。

そして練と韮崎も。
麻生&及川とはまたまったく違った関係ですけどね。
韮崎がもう歪みまくってて。
なんか難しいです。。。。

でも基本的に登場人物の男達・皆好きですね。
どこか歪んでてもろくて。
柴田よしき作品はコレまで読んできた3作とも、妙に女性の不幸が強調されてて、そこがあまり好きじゃなかったり。
今回の犯人側も韮崎の所為で・・・っていう女たちの復讐劇だし。
話としてはいいんだけれど、なんかどうも引っかかるというか。
母親の狂気というか、弱さと強さがなんとも。

しかし、「聖女の〜」で麻生が緑子に語った恋人像はかなーりらぶらぶでしたけど、この「聖なる〜」内では、二人の最初の出会いと再会して歩み寄る(?)ところまでですねぇ。
練もまだ堕ちきってないし。
ラストの「10年前、俺はいったい、どんな罪を犯したんだろう?」
から「一生」「かけさせてくれるか?」の所は泣けます。
この本のラストだけだとハッピーエンドなのになぁ。
これから、「聖女の〜」の時間軸に辿りつくまでの3〜4年の間に、いったいどんな深淵が彼らを飲み込んだのか。
きっかけはなんとなく予想できるんですけど、そこが気になって仕方ないですよ。。
別の作品で語られているのかな?
そこら辺はよく知りませんが。。。


とにかく痛くて切ないお話ですたわ。
環の出てくるシーンが私にとっては清涼剤だったような。

ちなみに麻生の妻・玲子が逃げた時の相手が練かなってのは、玲子が逃げるシーンでなんとなく判りました。




−RIKOシリーズ
 
| Novels(一般) | 18:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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