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日々是好日也

いつも素敵な何かを。

注:801多発・ネタバレ満載。

日記と各感想とブログ分割しました。
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黄金の魔女が棲む森

著/麻木 未穂
絵/倣 学
―裏表紙あらすじ
神狩りの森には二人の魔女がいて、ー人は醜悪な老婆、もう一人は赤い髪をした小娘という。ローマ皇帝テオドシウスに遣わされた金髪の近衛騎兵隊長レギウスは赤毛のアエスティの姫シフを捕らえ、コンスタンティノポリスに連れていこうとする。そこには、シフが追放される因縁となった異母妹でありローマ皇帝の愛妾であるベーダが待っているのだが…



この本、発売当初に買ったはいいけれど、ずっと放置しておりますた・・・
先日2巻が出ていたので買ってきて合わせて読んだのですが。

魔女とかなんとか言うものだからてっきりファンタジーだと思ってましたよ。
もしくは魔女裁判とかあった中世ヨーロッパとか??
でもいざ読んでみたらば古代ローマ帝国。
4世紀ですよ。
テオドシウス帝の時代とか世界史の授業くらいでしか知りませんよ。
この時代を扱ったラノベなんてなかなか聞かないぞ。
角川Beansにギリシャぽいのならいくつかあったけれど・・・

そんな事思いながら読み始めた訳ですが・・・
うーんどうなんだろう。まぁ、それなりにつまらなくはないんですよね。
シフとレギウスのやり取りは面白いし。
でもですね。なんか新人賞受賞作って割には質が低いような気がしないでもない。
第一、時代背景がよく判らんかったですわ・・・
何?ゲルマンの参入で帝国内揺れてるの??
コレと言って興味を持ったことの無い時代なだけにそこら辺辛かったです。
純粋に話にのめり込んじゃえば・・・!とも思うんですけれど、どうもそこら辺ひっかかりました。
中途半端にそういう時代背景的なところが出てくるんですよね。
何ですか、塩野七生でも読めって事ですか。
そいや兄上が「ローマ帝国衰亡史」読んでたな・・・

ともかく、設定だけなら徳間Edgeノベルスじゃなくて中公新社のC☆Novelsファンタジアのが合うんじゃないか?って感じ。
でもC☆Novelsのレーベルが持つ雰囲気より遥かに軽めですが。
あ、あれだ。
どちらかと言うと女性向けラノベって感じがするので角川Beansあたりなら違和感無いかも。
古代王朝ファンタジーみたいなのいくつかあるし。
後は今みたいなBL色に染まる前の講談社WhiteHeartとか。(今でもちゃんと普通のラノベも頑張ってるけど
小学館Palletまで行くとちょっと合わないかな・・・と思うのでやっぱりBeansかWHですかね。

基盤的には結構面白そうなネタだとは思うんですけれど、所々詰めが甘いところを感じられずには居られなかったですかね。
まず最初にシフがレギウスに夜這いをかけようとするシーンなんですが・・・
いきなり乗っかられて子作りしようといわれたことに驚くのもわかる。
でもな。
なんで手枷つけて拘束してあったのに抜け出してきているのかとかそういう所に気付かんのですか!?この男は。
まぁ、動揺している間に襲撃くらってそれどころじゃなくなってしまったってのも判りますけれど。
ちょっと不自然感じましたね。

他にもそう部分がちらほら。

シフに国はとうに滅びたと告げる役割な爺様が実は自分の祖父だとか、腹違いであるベーダも父王の子では在り得ないとか突然語りだしたり。
設定としては面白いと思うのですが唐突過ぎてちぐはぐな感じがしてしょうがない。

ゴート王アラリクスとであったシーンも妙に印象的な割にはあっさりだし。
そもそもアラリクスがをついつい「アガリクス」と脳内変換してしょうがない(関係ない

極めつけはシフが何故あぁも子供を孕むことに拘ったのかと、シフとベーダの関係ですかね。
子供に関しては、最初レギウスに説明した、一族が望む巫女を産めば助け出して貰えると言った理由は納得できるものではあったのですけれど。
国が既に滅びたと知った後も子供に拘った理由はベーダの為だと言う事が最後に語られ、シフがコンスタンティノポリスに連れてかれたのもベーダがシフの事を想って、と言う事が判明するのですが。
コレまでに語られた過去話に二人がそんな互いを思いやるような仲のよさはあったか?おい。
なんか突然言われても、何よそれ、みたいな。
ベーダの方はまだ判るんですけれどシフ⇒ベーダの感情が全く掴めなかった・・・

まぁ、最初に書いたみたいに、シフとレギウスのやり取りは面白いです。
本人たち真面目なのに漫才にしか見えない。
見た目13歳なのに中身31のオバサンなので余計に言動のギャップが感じられるんでしょうね。

昔出会った美しい女性が実はルヴァーかもしれないってのもお約束だけれどいい感じです。
でも結局、その女性に貰った「一度だけ神にあらがう力」みたいなのはどうなった??
使ってましたっけ??
タイトルの「黄金の魔女」も普通に考えると主人公であるシフなんでしょうけれど、読んでいるとあれ、結局黄金の魔女って誰??シフが幼い頃に出会った美人の女の人(ルヴァー)??みたいな。
やっぱり宙ぶらりんというか判りにくいと言うか。
肝心なところがよく判らん。

とりあえず2作目買ってあるし、徳間書店のHPで見た所、シリーズ化で隔月刊行らしいのでしばし様子を見ようかなと思います。
このまま「発想はいいんだけれど詰めが甘い」作家さんで終わるのかうまい事シリーズ化していくのか。
そういうのも偶には面白いかも。

| Novels(一般) | 11:06 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
よくぽんぽんとレーベル名が出てきますねーw
わたしなんか本業の癖にこの辺まったく無知;

ちなみにわたしのアングライメージは地が黒w
偏見ですねぇ
| かずさ | 2006/11/29 1:48 AM |

おうよー無駄に買いあさってないです。

字が黒ってどんだけでもあるじゃん!(笑
| いずみ | 2006/11/29 9:27 PM |










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