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日々是好日也

いつも素敵な何かを。

注:801多発・ネタバレ満載。

日記と各感想とブログ分割しました。
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青鱗館の恐怖
青鱗館の恐怖 帝都探偵物

著/赤城 毅
絵/鈴木 雅久
―裏表紙あらすじ
怪奇専門(?)の私立探偵・木暮十三郎、隔絶された洋館で惨劇に巻き込まれる!
昭和二年・軽井沢──深い霧の立ちこめる山中、道に迷った十三郎たちは医学者・八槇慶四郎博士の屋敷・青鱗館にたどり着いた。ほっとしたのもつかの間、むりやり出席させられた博士の娘・真綾の結婚式は、黒衣の花嫁、黒覆面をした花婿を祝福する、異様きわまりないものだった。その夜、十三郎たちは天井裏を這い回る正体不明の生き物に遭遇! 不可解な言動を繰り返す博士とその親族たちを訝しんでいるうちに、最初の犠牲者が・・・・・・。妖しげな館の中で、いったい何が起こっているのか!?


テーマは「家族の肖像」ですかね。
「あの穏やかな日々をもう一度」とかそんなイメージ。

このシリーズもなんだかずいぶん久しぶりの新刊な気がします。。。
前は突然カッパノベルスにお引越しした時だでまだ学生だった頃な気がするから2年以上前???

今調べてみたら2003年9月発行でした。
3年前か・・・
まぁ、間に以前C☆Novelsで出てたのを光文社文庫で出しなおしてるからそっちで買ってた人には気にならないスパンなのかもしれないですが。
でも中途半端に文庫とノベルスが混ざるのって嫌がる人は嫌がるよね・・・
ってか自分が嫌なんですが。
基本的にノベルスが途中から文庫になって既刊も文庫で出直したりしたときって結構買いなおしてますね、私・・・
加筆修正と無しの単なる文庫化とかでもついつい買ってしまう。
あーでもこれは買ってないや。
てか続編は相変わらずノベルスで出てるんだから(レーベルは変わったけど)文庫で買いなおしてしまうほうがサイズ変わるから面倒だって思ったのは覚えてる。
中途半端なことするよなぁ・・・
どうせなら新刊も文庫で出していけば私も買ったろうに(マテ


まぁ、私は正直このシリーズ忘れていましたヨ
本屋さんで見かけて、そいやこんなのもあったなーと。

赤城毅は今まで3人に布教が成功しているのですが、皆このシリーズが一番いいっていいましたねぇ。
(一人はこれか「紳士遊戯」シリーズだと言ってましたが)
一番数が出てるシリーズですし、代表作のはずなのにね・・・

作品自体はというと・・・
軽快で面白いですよ。やっぱりこの人の作品は。
シリーズ名は確かに探偵物語ですけど、今回は依頼されたわけでなく自分から事件に頭を突っ込んでいたので、あんまりそんな感じしませんでしたね(苦笑
時代設定が昭和初期なのでそこら中に漂う雰囲気がいいですねぇ。
この人こういうちょっとかしこまった語り口調の文上手いな。
ノルマルクもそんな感じだし。

シャーロック・ホームズと明智小五郎は実在の探偵として語られるのにエドガー・アラン・ポーはちゃんと推理小説家として語られる不思議。
ドイルや江戸川乱歩は居ないのか。そしてオーギュスト・デュパンも居ないのか。
まぁ、乱歩がいるのにポォが居ない方が不自然なので別にこれでイイと言えばイイんですけどね。
素朴なギモン。

吸血鬼とかオペラ座の怪人とか、ゴシックなイメージのあるネタがたびたびでてきますけれど、今回もなかなか。
霧の中の洋館・黒衣の花嫁・厳格な主人に忠実な執事・・・
なかなか素敵なお取り合わせです。
ただ、蝙蝠が飛び交う訳じゃなくて屋根裏をでっかいハチュウ生物(みたいなの)が跋扈しているわけですが・・・
今度は蛇女ですか。
一瞬何ソレ?とか思ってしまったんですが、巻末の参考文献一覧を見ると、ちゃんと蛇女伝説ってあるんですね。
まぁ、ロロで恐竜ネタもやってるので何でもござれな感じがしないでもないですが。
ドラキュラとカーミラもちゃんと別扱いだし。


病気治療の為に蛇のDNAを注入したら・・・というお話なのですが、実際蛇のDNAなんてどうなんだ、とか
普通DNA注入って骨髄とかだったように思うんですが昭和初期にそんな認識があったのかどうかとか。
気にしちゃいけないよね。ウン
作中によるとgane・遺伝子という言葉がまだ出てきたばかりということなのでそんな無いだろうな・・・
でもまぁ、2次大戦くらいまでの時代までは人体実験とか出てきても違和感無くなじんでしまう不思議。
特にドイツや日本で軍が絡んでたりすると一気に信憑性が出てきてしまうところがまた・・・
実際、大なり小なりあったんだろうなと思いつつ、妄想に耽ってしまいますわ。
とんでもない事だとは判っていても・・・フィクションで語られると一気に魅力的になりますよね。


しかし、冒頭のプロローグ部分で語ってた人は誰なんですか。
女性のようなので最初は真綾かとか思ってたんですが、最後死に落ちっぽいし。
晩年(?)の礼乃さんあたりなのかなぁ。
でもなんかイメージと違う。
語ってる内容からして、当事者っぽい感じがするのですが十三郎側の女性陣2名以外の女の人は皆死んだと判断できるし。
うーん。あれは一体誰なんだ。
誰って判っちゃうより判らないままの方が印象深かったりするのでいいですけれどね。


とりあえずは次のネタが何になるか、ですね。
フランケンシュタイン・人狼・ドラキュラ・恐竜・カーミラ・人魚・オペラ座の怪人・木乃伊ときて次は何が出るでしょう。外伝で眠り男もあったか。
あれ、「さらば美しき魔女」はテーマなんだったっけか。タイトルのまま魔女でよかったかしら。
正直覚えてない。

とりあえずコレまで一貫して何か物悲しさのあるモノばかりでしたが。
というか、物悲しさを作り出してるのか。

雪女とかまだ出てきてませんねぇ。
今までマッドサイエンティストな博士が何人か出てきているので「ジキルとハイド」なんかもいいかも。
二重人格ネタってなかったよな?確か。
ただの二重人格なら怪奇現象にまではならないかもだけどロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説のような極端さだったら十分オカルトになるからネタになるような気もします。

後は・・・そういったオカルトネタって何がありましたっけ。
うーん、いざ考えるとなかなかでてきませんね。

ジェイソンとかジャック・ザ・リパーとか?
でもチェーンソーなんてまだ無い時代だろうし切り裂きジャックも19世紀末なので時代が…
つーか切り裂きジャックは別のシリーズ(猫伯爵シリーズ)で既にネタにしてるか。

こういうこと考えるのも楽しいですねぇ。
ま、次の瞬間(?)にはその時読んでる本の事に移ってしまってそんな事考えてるのも今だけですが(ぁ



 ⇒■赤城 毅作品記事

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青鱗館の恐怖 帝都探偵物語
青鱗館の恐怖 帝都探偵物語
| 忍者大好きいななさむ書房 | 2009/07/24 9:37 PM |