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日々是好日也

いつも素敵な何かを。

注:801多発・ネタバレ満載。

日記と各感想とブログ分割しました。
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家守綺譚

著/梨木香歩
−新潮社HP紹介文
庭・池・電燈付二階屋、汽車駅近接、四季折々草花鳥獣仔竜小鬼人魚亡友等数多。

それはついこの間、ほんの百年前の物語。サルスベリの木に惚れられたり、飼い犬は河童と懇意になったり、庭のはずれにマリア様がお出ましになったり、散りぎわの桜が暇乞いに来たり。と、いった次第のこれは、文明の進歩とやらに今ひとつ棹さしかねている新米知識人の「私」と天地自然の「気」たちとの、のびやかな交歓の記録――。
以前コメントしてくださった白鷺サマお勧めの本を図書館で借りてきました。
普段の文芸の棚の辺りを探してないないと検索を掛けてみたら児童書のところにあったという。
そういえばこの人ってどちらかというと児童書ですね。。。

んで通勤電車の中でまったり読みました。
かーなーりいい感じですね。
章が綺麗に細切れになっているので電車とかで読むにも切りやすくて。
白鷺サマはコメント中で「陛下レベルでした」と書いて下さっていますが、私はこの話を読んで頭に浮かんだのは三浦しをん「月魚」でした。
いあ、繋がりどころが違うのは判ってますけど、読んでてそんな感じが。
題材的にはマンガだけれども「雨柳堂夢咄」(波津彬子)系統かしら。

四季折々の花木をサブタイトルにあわせて、ちょっと不思議な日常(?)を淡々と連ねてあります。
河童やら人を化かす狸やらが普通に出てきて、受け入れられている不思議。
作中の隣家のおかみさんの言葉を借りるなら、
「外国からきた学問などが何を知っていると言うのか。
  土地の事は古くからここに住んできた人々が知っている」
といった感じ。
やはり100年くらい前の片田舎ではこんな感じだったのでしょうか。
自然の中に季節を感じ、季節の中に自然を感じ。
今の時代じゃ難しいですよね。
サブタイトルに使われている花木、殆どうちの庭にあったと思うので一度散策してみるのもいいかもしれないと思わせてくれました。
虫が嫌いなので庭のごそごその中あんまり入っていきたくないのよね。
小学校高学年の辺りから、あまり自分の家の庭を散策などしなくなった様に思います。
足元がもうちょっと整備されていれば・・・っ(贅沢
でも、そんな私でも花を眺め、庭を歩いてみるのもいいかもしれないと思いました。
そんな大した庭でもないですが・・・


で。で。
主人公である「私」こと綿貫征四郎は土地を離れるという死んだ学友・高堂の父親に頼まれ、その家を預かっているのですが。
何故か死んだ筈の高堂が床の間の掛け軸の中からボートに乗ってやってくる。
そして一言二言、アドバイスなりを残していくのですが。
この二人がまたとてもよいですねぇ。
腐った脳によく響きます(何
なんですかこの二人は(笑
淡々としたやり取りの中に妙に濃いものが流れています。
こいつらはー!!となんかムズムズしてきたり(笑

後、後輩の編集者(綿貫は作家)もいい味出してますよね。
普通、あぁ言った位置で出てくるキャラって朴念仁だったり妙に賢しかったりすることが多い気がするんですが、どちらでもなく。



最近五條とかのハードボイルド寄りと、こういった幻想ちっくなのと両極端だけれどどっちも現実離れしたようなモノを気に入る事が多いような気がします。
なんか色々疲れてるのかな・・・



| Novels(一般) | 16:50 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
(`ω´)こんにちはー!泉水さま!!
言われてみれば(笑)、『月魚』の雰囲気ですね!

ともかく、普通に本を読んでいるふりをしながら、めくるめく妄想に悶えられる一冊でした…(腐脳万歳)
| 白鷺 | 2007/04/07 9:19 AM |










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